男性の発毛・育毛効果を併せ持つ薬

プロペシア

プロペシアは、アメリカの食品医薬品局で認められた脱毛症のお薬です。

 

このお薬には、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンが作られるのを抑える働きがあります。以前から、前立腺肥大症や、前立腺癌の治療に使われて来ましたが、近年、このお薬が男性の脱毛症を防ぐのにも有効であることがわかり、今では脱毛症の治療薬として、アメリカや日本をはじめ世界60以上の国で認可されています。毛髪の根元の毛包に付着して、毛髪の育成を妨害するのがジヒドロテストステロンですが、このジヒドロテストステロンは、元を辿れば血液中にあるテストステロンという物質が酵素の働きで変化したものです。プロペシアというお薬は、この酵素が働かないようにすることで、ジヒドロテストステロンの生成を抑えてしまうのです。

 

プロペシアは、前立腺肥大症や前立腺癌の治療に使われるほか、男性の脱毛症の治療にも使われています。

 

プロペシアの重大な副作用は今のところ報告されていません。飲んだ後で胃がムカムカするといったことや、過敏症の人に発疹などをはじめとしたアレルギー症状が出るということはあるようです。また、実際の例はまだないとのことですが、このお薬を飲み続けることで肝機能障害が起こる可能性があるという発表が、製薬会社からありました。最近では、プロペシアを認可しているアメリカの食品医薬品局(FDA)が、このお薬に、性欲が減退するいわゆるED症状や、勃起不全、射精不全を引き起こす可能性がありそうだと発表しています。ただ、これについては、はっきりとしたことはまだわからず、実際にそのようなことが起こるのかということもまだ確かではありません。